初診の患者様には、診察の前に必要な検査を受けて頂きますので、検査・診察の内容により、終了までにお時間がかかる場合がございます。また、めがね・コンタクトレンズを初めてお作りになる方は、診療時間終了の30分前までにお越しください。
患者さんにとって医療機関は敷居が高いところ。はじめて来院する際は、不安を感じることもあるでしょう。当院は高度な眼科医療をご提供することに加え、気軽に安心して通っていただけるように、親しみやすくオープンな環境を整えています。
また、スムーズな診療を心がけ、できる限り患者さんにご負担をかけないよう努めています。
「健康保険証」「医療証」をご提示ください。他の医療機関に通院されている方や服用中の薬がある方は、「検査結果」「おくすり手帳」などもご持参ください。
受付で問診票をお渡しします。質問事項に沿って、病歴や来院の理由などをご記入ください。問診票は当院ホームページからプリントアウトしていただけます。事前にご記入のうえでご来院いただくと、初診の手続きをよりスムーズに済ませていただくことが可能です。
問診票にご記入いただいた内容に沿って検査を行います。
診察結果は、モニターなどを用いて分かりやすく丁寧にご説明します。
ご家族の同席をご希望される場合は、お気軽にお伝えください。
基本的には院内処方ですが、院外での処方をご希望される場合は遠慮なくお伝えください。お薬をお渡しする際に、お薬の内容をご説明いたします。分からないことがあれば、お気軽にご質問ください。
診療内容によって後日お越しいただく場合や、経過観察が必要な場合は、次回のご予約を承ります。
目の病気には、「疲れているのかな」という小さな違和感から、「目が見えにくい、痛い」など生活に支障をきたすものまで、さまざまな症状があります。「これくらいなら大丈夫」と自己判断してそのままにしておくと、病気が進行してしまうおそれがあります。診療で大切なことは、早期発見・早期治療です。
一部ではありますが、よくある目の病気を紹介します。思い当たる症状があれば、ささいなことでも結構ですのでご相談ください。
白内障は、水晶体が白く濁り、視力が低下する病気です。カメラに例えると、レンズが濁ってしまう状態。白内障の患者さんの70%以上は加齢によるものですが、先天性や外傷性、アトピー、糖尿病などが原因となることもあります。多くの場合は手術で治療することが可能です。
緑内障は、目の後ろにある視神経が障害を起こして、視野が狭くなる病気です。日本では、40歳以上の20人に1人が緑内障にかかっているといわれています。初期には、ほとんど自覚症状がなく、進行するにしたがって視野が狭くなっていくのが特徴。狭くなった視野は元に戻ることはなく、日常生活に支障をきたすようになることも。最悪の場合、失明する場合もあるため、定期的な眼科検診が重要です。
※初期には、ほとんど自覚症状はありません。進行にしたがって症状があらわれてきます。
目が乾燥して表面にキズなどが生じる病気です。目を守る役割をはたす涙の量が減ったり、涙の成分のバランスが崩れたりすることで起こります。近年は、パソコンやスマートフォンを長時間使用する機会が多いため、患者さんの数が増えています。
休息や睡眠をとっても、目の疲労感がとれず、痛みやかすみなどがつづく状態をいいます。
コンタクトレンズの使用や、長時間におよぶデスクワーク、パソコン、スマートフォンの使用などが主な原因です。
糖尿病網膜症は、糖尿病腎症、糖尿病神経症と並ぶ、代表的な糖尿病合併症です。初期には自覚症状がほとんどありませんが、進行すると視力が低下し、失明に至るケースもあります。血糖値が高めの方や、糖尿病と診断された方は、定期的に眼科検診を受けることをおすすめします。
※初期には、ほとんど自覚症状はありません。進行にしたがって症状があらわれてきます。
ぶどう膜炎とは、目のなかに起こる炎症の総称です。「目がかすむ」「まぶしく感じる」「痛み・かゆみがある」といった症状の他に、小さな虫が飛んでいるように見える飛蚊症が起きることもあります。大半は原因不明ですが、全身疾患から炎症が起きているケースもあります。長引くこともあるので、定期的な通院が必要です。
眼球の内側にある網膜がはがれて、視力が低下する病気です。網膜は目に入ってきた光を刺激として受け取り、視神経に伝えるはたらきをしています。カメラに例えると、水晶体がレンズ、網膜はフィルムにあたります。よくある症状としては、視界の一部が欠けることが挙げられますが、網膜の中心部まではがれた場合は失明することもあります。
近視が強い方がかかりやすく、20代と50代以降に多いことが分かっています。
白目の部分に炎症が生じた状態を指します。症状は、「充血する」「かゆみや違和感を感じる」「目やにが出る」などさまざま。結膜炎には、アレルギー性、ウイルス性、細菌性の3つのタイプがあり、ウイルス性は感染力が非常に強く、人にうつしてしまうリスクが高いので、こまめに手洗いをするなど注意が必要です。